【国連安保理】北朝鮮人権問題を協議 拉致被害に言及する理事国が例年より増加
【ニューヨーク國枝すみれ】国連安全保障理事会は11日、北朝鮮の人権状況に関する公式会合を開いた。北朝鮮が人権を犠牲にして核・ミサイル開発を優先させている状況を批判する意見が相次いだ。会合は2014年に初開催され、4回目。今回は、北朝鮮による日本人拉致問題に言及する理事国が例年より増えた。安保理議長国の日本の別所浩郎国連大使は、北朝鮮の人権状況は改善の兆しが見えないと指摘し「拉致被害者の家族の中には他界し、愛する家族と会えなかった人もいる。