【来年度予算】政府 入間基地隣に自衛隊病院新設へ 首都直下地震の拠点に
12月17日 5時05分
政府は、首都直下地震の際に、けが人の搬送先や自衛隊の活動拠点として活用するため、埼玉県の入間基地の隣に新たに自衛隊病院を建設する方針を固め、来年度予算案に整備費用として、およそ73億円を盛り込むことにしています。政府は、東京都心の直下でマグニチュード7クラスの地震が起きた場合、死者は最悪で2万3000人に上るなどとする被害想定をまとめていて、けがをした人を搬送する病院や、各地から派遣された自衛隊の活動拠点が不足すると指摘されています。