【地球】35億年前の化石に微生物、最古の生命痕跡を確認 米大チーム
【12月19日 AFP】オーストラリアで見つかった35億年前の極小の化石に生命の痕跡を確認したと、米大学の研究チームが18日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。10年以上かけた研究により、微生物の痕跡と突き止めた。生命の直接の痕跡で確認されたものとしては最古となる。論文によると、この微化石は1982年にウエスタンオーストラリア州の「エイペックス・チャート(Apex Chert)岩体」から見つかっていたもので、その中に円筒形やヘビのような形をした微生物11種が保存されていた。