【裁判】B型肝炎発症から20年超えも救済対象に 判決に厚労省が控訴
12月22日 19時18分
B型肝炎患者への国の救済策をめぐる訴訟で、今月、福岡地方裁判所が発症から20年を超えた人も国の救済対象に含めるよう命じた判決について、厚生労働省は「上級審の判断を仰ぐ必要がある」として、22日に控訴しました。予防接種で注射器を使い回されたことによってB型肝炎を発症した患者への国の救済策では、慢性肝炎の場合1250万円の給付金が支払われますが、発症から20年を超えた人は最大でも300万円に減額されます。