【米国】不妊女性に自分の精子を注入した医師、23人の子どもを生ませるも「行為は犯罪ではない」として執行猶予へ
米中西部に位置するインディアナ州の州都・インディアナポリスで12月半ばに行われた、ある注目の裁判で、裁判官は今年79歳になる元医師ドナルド・クラインに対し、執行猶予1年の刑を言い渡した。これに対し被害者たちは、もっと重い刑を科すべきだと不満の声を上げていたという。地元紙の「インディ・スター」が報じたところによると、クラインはすでに引退しているが、かつては不妊治療を専門とする医師をしており、過去に、自分のクリニックで、数十人の女性患者に対して内緒で自らの精子を使って体外受精を行っていたのだという。