【群馬・埼玉】利根川のサケ遡上 11年ぶり4000匹割れ 関係者「残念」 遡上が始まる10月に1匹も確認されず
群馬県千代田町と埼玉県行田市にまたがる利根大堰おおぜきを通って利根川を遡上そじょうしたサケの数が2017年は3389匹にとどまり、11年ぶりに4000匹台を割った。遡上が始まる10月に1匹も確認されないという異例の状況で、16年の4038匹に続く低水準。遡上数が減少した明確な理由は分かっていない。近年は1万匹超えが珍しくなかっただけに、長年にわたり稚魚を放流し続けている団体関係者は残念がる。