【長時間労働】岐阜市、教員に16連休 今夏、小中など完全閉校
長時間労働が深刻な教員の負担を軽減させようと、岐阜市教委は二〇一八年度から全市立小中学校と特別支援学校計六十九校で、原則として一切の活動を行わない「学校閉庁日」を、夏休みに十六日間連続で設ける。この期間は日直の教員も置かない。専門家によると、これほど長期にわたる学校閉庁日の設定は全国でも例がない。文部科学省は、全国の各学校の閉庁日について「調査していない」とするが、明星大の樋口修資(のぶもと)教授(教育行政学)は「岐阜市教委のように長いケースは聞いたことがない」と話す。