【大阪大学入試ミス】不適切対応の経緯 調査委設置へ 追加合格30人と連絡、1人だけ入学の意思示す
大阪大が昨年実施した入試の物理科目で出題と採点にミスがあり、受験生30人を不合格としていた問題で、阪大は8日、外部から複数回指摘があったにもかかわらず、適切に対応できなかった経緯などを調べる委員会を近く設置する方針を明らかにした。今後人選などを進める方針。昨年6月、高校教員らでつくる「物理教育を考える会」メンバーからミスを指摘されたが、問題作成責任者の理学部教授は副責任者と検討し、「本学の解答例が正しい」と説明。