【歴史】ロシアで松前藩からアイヌ集落の有力者「ションコ」宛てに出された240年前の文書発見
今から240年前の江戸時代に松前藩からアイヌの有力者に宛てて出された公式文書がロシアで見つかり、調査に参加した専門家は「公式文書の原本としてはもっとも古いものとみられ、貴重な発見だ」と話しています。この文書は東京大学史料編纂所がロシアのサンクトペテルブルクで行った調査で見つかりました。文書は240年前の1778年、安永7年7月に松前藩の「蝦夷地奉行」から現在の根室市にあった「ノッカマップ」というアイヌの集落の有力者、「ションコ」に宛てて出されました。