【マルチマテリアル】アルミ接合で新技術「鍛接法」 アルミの用途を大きく広げる可能性-富山県工業技術センター
■他金属と短時間で結合 車部品への活用期待
県工業技術センター(高岡市二上町)は、アルミと他の金属を接合する新たな技術を開発した。二つの金属をプレスし、接する面を強力に結合させる「鍛接法」と呼ばれる手法で、従来より短時間で仕上げることができる。軽量化が求められている自動車の材料を鉄からアルミに置き換えることを目指しており、実用化されれば、富山の基幹産業の一つであるアルミの用途を大きく広げる可能性がある。