【フィリピン】触れると願い事がかなう「黒いキリスト像」に殺到、900人が怪我や熱中症手当て
国民の多くがカトリック教徒のフィリピンで、触れると願い事がかなうと信じられている黒いキリスト像が街を練り歩く伝統の行事が行われ、大勢の人がキリスト像に殺到し、けがをしたり、熱中症になったりしてこれまでにおよそ900人が手当てを受けました。国民の80%余りがカトリック教徒のフィリピンでは、毎年1月9日に首都マニラで、「ブラック・ナザレ」と呼ばれる黒いキリスト像を載せた山車が街を丸1日かけて練り歩くカトリック教会の伝統行事が行われ、警察によりますと、ことしはこれまでに100万人余りが参加しています。