【考古】5世紀ごろに北方から渡来した海洋狩猟民「オホーツク人」 遺跡、保存・活用へ 北海道とロシア、共同で実態調査
オホーツク海沿岸で一時繁栄したがこつぜんと姿を消した「オホーツク人」の遺跡について、道は新年度に保存と活用に向けた取り組みを始める。共通した遺跡が分布するとされるロシア・サハリン州と共同で実態を調べる考えで、謎に包まれたオホーツク文化の分布を把握し、国際的に発信することを目指す。オホーツク人は5世紀ごろに北方から渡来した海洋狩猟民で、独自の文化を築いたが9世紀ごろ姿を消したとされる。