【横浜傾きマンション】泥沼法廷闘争が始まる 建て替え関連費用460億円をめぐって泥仕合
一井 純 : 東洋経済 記
建て替え費用約299億、仮住まい費用約107億、その他も含めて合計約460億――1月19日、巨額の損害賠償を巡る泥仕合の幕が切って落とされた。横浜の新築マンションが文字どおり”傾いた”――。2015年10月、三井不動産レジデンシャルが販売した「パークシティLaLa横浜」(横浜市)で、マンションを支える基礎杭が支持層(マンションを支える固い地盤)に達していないことや、施工データの改ざんが発覚した。