【佐賀】14歳、家出の果て ニセ電話詐欺の手先に 目立つ、少年加害者
ニセ電話詐欺事件で、20歳未満の少年が加害者になるケースが目立っている。佐賀県警が昨年1年間に詐欺容疑で摘発した23人のうち少年は7人で、5人が被害者から現金を直接受け取る「受け子」と呼ばれる役割を担っていた。家出をした少年らが犯行グループの大人の指示で加担させられている背景があるようだ。昨年12月、佐賀市の80代女性をだまして現金100万円を受け取ったとして、当時14歳だった中学3年の男子が詐欺容疑で佐賀南署に逮捕された。