【たばこ】北京市 “世界的に厳しい禁煙条例”と密告制度導入の効果
喫煙大国からの脱却を狙う
中国の北京市政府は2015年6月から職場など屋内での喫煙を全面的に禁止する世界的にも厳しい禁煙条例を施行したが、2017年末までの2年半で喫煙人口を20万人減少させることに成功したことが分かった。さらに、同市は条例に違反して喫煙をした人を見つけ出して当局に“密告”するボランティア制度も導入、10万人の監視員を任命しており、昨年1年間で摘発された企業は653社、個人は3292人で罰金総額200万元(3500万円)を徴収したという。