【裁判】先祖が17世紀に琉球王府から与えられた墓は軍港建設で水没したゆえ米軍基地内の代替地は我らの物、と「狄氏高安門中会」が沖縄県に
沖縄戦後“所有者不明”墓で裁判
先祖の墓が、戦後、アメリカ軍基地になり海に沈んだ一族の子孫で作る門中会が、水没に伴って基地内に設けられた代替地の所有権を認めるよう求めた裁判が始まりました。代替地は、所有者不明の土地として県などが管理していて、門中会は「沖縄戦後の混乱で、所有権の申請ができなかった」などと主張しているのに対し、県などは訴えを退けるよう求めています。