【米国】「中国による各国への経済支援には、常に大きな犠牲伴う」…ティラーソン国務長官
ティラーソン米国務長官は1日、訪問先のテキサス州オースティンの大学で中南米政策について講演し、経済面で中南米への影響力を急速に拡大させている中国について、「ラテンアメリカは自国民の利益のみを追求する新たな帝国の力を必要としていない」と述べ、痛烈に批判した。ティラーソン氏は、中国による各国への経済支援は「常に大きな犠牲を伴う」とし、中国が国家主導で投資する体裁をとりながら、中国人労働者を送り込んだり、返済し続けることができない規模の資金を貸し付けたりしていると指摘した。