【群馬】赤城南麓で地熱発電 旅館関係者 温泉への影響懸念 東電が計画
東京電力ホールディングス(東京都)が赤城山南麓(前橋市など)で、地熱発電施設の建設を計画していることが2日分かった。既に地元の温泉旅館関係者に説明会を開き、発電の可能性を見極める地表調査を実施する意向を伝えている。調査に数年かけ、運転開始までに10年はかかる見通しだが、実現には不透明感もある。説明会は1月10日に前橋市内で開かれ、赤城温泉(同市)のほか、梨木温泉(桐生市)や老神温泉(沼田市)といった周辺温泉地の関係者らも出席した。