【官製春闘】安倍首相の「3%賃上げ」論通りに?大企業で24年ぶりの3%が実現するか 経団連・連合トップ会談で話されたこと
経団連の榊原定征会長と連合の神津里季生会長の労使トップが2018年1月23日、東京・大手町の経団連会館で会談し、18年春闘が本格的にスタートした。政府が経済界に賃上げを求める「官製春闘」は5年目となるが、今年は安倍晋三首相がデフレ脱却に向け、初めて数値目標として「3%の賃上げ」を求めた。経団連は前向きに検討する姿勢を示す一方、連合は3年連続で「4%程度の賃上げ」を求めている。