【滋賀】無効票つじつま合わせで水増し、甲賀市選管、会見で「民主主義の根幹に関わる」投票集計不正
「市役所全体に意識の低さがあった」「公選法に抵触するだけでなく民主主義の根幹に関わること」。昨年10月の衆院選で滋賀県甲賀市選挙管理委員会の職員らが無効票を水増ししていた問題で、岩永裕貴市長と松山仁市選管委員長は6日、市役所で記者会見し、厳しい表情でこう話した。市選管によると、衆院選滋賀4区の開票作業中、選管事務局長の総務部長、総務部次長、総務課長の男性職員3人が投票数と開票数の間に齟齬があることに気付き、白票を水増ししてつじつまを合わせた。