【企業】ソフトバンク、携帯上場を準備 基盤強化へ、「1年以内」目指す 資金調達額、過去最大規模の2兆円
ソフトバンクグループは7日、主力の携帯電話子会社ソフトバンク(東京)の上場準備を開始したと発表した。東証1部を念頭に、1年以内の上場を目指す。調達資金は携帯会社が手掛ける国内通信事業の基盤強化と、新規事業の創出に充てる。新規株式公開による資金調達額としては過去最大規模の2兆円に達するとみられる。ソフトバンクGの孫正義会長兼社長は同日、東証での決算記者会見で携帯子会社上場に言及し、調達資金の使途について「財務バランスの強化と、グループのさらなる成長のために使いたい」と説明。