【さんま】全さんま、公海さんまの一部を国内流通へ 不漁でも全さんまを輸出していましたが方針転換
“公海サンマ”一部国内流通へ
サンマ漁がほぼ半世紀ぶりの記録的な不漁になったことを受けて、漁業者でつくる業界団体全さんま=全国さんま棒受網漁業協同組合は、北太平洋の公海=公の海で取り、すべて輸出に回してきたサンマの一部を、ことしから国内に流通させる方針を決めました。北太平洋の公海では、おととし禁止となったロシアの排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁に代わる漁業の1つとして、サンマ漁が5月から7月にかけて行われていて、去年の漁獲量は7000トン余りに上りました。