【法制審議会】遺産分割で配偶者に「居住権」 法制審が民法改正要綱を答申
2月16日 18時46分
法務大臣の諮問機関である法制審議会は、家事や介護を担ってきた配偶者が遺産分割の際に優遇されるよう、現在住んでいる住居に引き続き住むことができる「居住権」を新設することなどを盛り込んだ、民法改正の要綱を決定し、上川法務大臣に答申しました。法制審議会は、高齢化社会の進展などの社会情勢の変化に伴い、家事や介護を担ってきた配偶者が遺産分割の際に優遇される必要があるとして検討を進め、16日の総会で民法改正の要綱を決定し、上川法務大臣に答申しました。