【労災】海外勤務で過労死の労災保険金 遺族が厚労省に増額など要請
2月17日 6時29分
海外の子会社で勤務中に死亡し、過労による労働災害が認められた会社員の遺族が、海外勤務の際の労災保険の特別加入制度で支払われている保険金が著しく低いとして、厚生労働省に保険金の増額などを要請しました。要請したのは栃木県に住む51歳の女性で、代理人の弁護士によりますと、6年前、自動車メーカーの社員だった当時53歳の夫が赴任先の中国の子会社で勤務中に死亡し、その後、栃木県の労働基準監督署が長時間労働が原因だったとして過労による労災と認定したということです。