【埼玉】熊谷6人殺害 被告に死刑求刑 さいたま地裁公判
埼玉県熊谷市で2015年9月、小学生2人を含む6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われたペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)の裁判員裁判の論告求刑公判が19日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)であり、検察側は死刑を求刑した。判決言い渡しは3月9日。公判で検察側は、被告が事件後、遺体を発見が困難な場所に隠すなど自己防衛的な行動をしていたことを指摘した上で「善悪の判断や行動制御の能力に著しい低下はなかった」として、完全責任能力があったと主張した。