【長野】大北事件 賠償額計450万円 県監査委員 県職員の責任認める
県監査委員は19日、大北森林組合(大町市)の補助金不正受給事件で不正な事務処理の制裁として県が国から課された加算金約3億5300万円を巡り、阿部守一知事が請求していた県北安曇地方事務所(現北アルプス地域振興局)職員11人の責任の有無や賠償額に関する監査結果を発表した。不正に関係した職員11人にはいずれも県への賠償責任があるとし、賠償額は関わった事業の多さや責任の重さに伴いそれぞれ104万3528円?3387円が相当と判断した。