【密輸】北朝鮮への制裁違反「瀬取り」を海自が確認 3例目、東シナ海で
政府は20日、北朝鮮が国連安全保障理事会の制裁に反し、洋上で船から船へ石油などを移し替えて密輸する「瀬取り」を16日に東シナ海で行った疑いがあると発表した。警戒中の海上自衛隊が確認した。政府は安保理北朝鮮制裁委員会に通報し、関係国に情報提供した。外務、防衛両省によると16日昼、北朝鮮船籍のタンカー「Yu Jong 2号」と、船籍不明の小型船舶が、中国・上海の東約250キロの公海上で接舷し、ホースを接続しているところを、海自の護衛艦「せんだい」とP3C哨戒機が確認した。