【アカポス】若手にポスト用意も…研究環境改善へ計画策定 文科省
文部科学省は、若手研究者を育てる新しい計画を策定する方針を固めた。2018年度以降の施策に反映させ、日本の科学技術力の強化につなげたい考えだ。文科省の調査では、日本の科学技術の研究論文数は過去10年間で6%減り、国別論文数の順位は2位から4位に転落した。近年は科学技術予算が伸び悩む中、40歳未満の大学教員の割合が下がっており、研究の実務を担う若手から「雇用が不安定で、自ら考えた研究テーマに挑戦できない」といった不安の声が上がっているという。