【旧優生保護法】社民、強制不妊問題で謝罪 1962年、旧社会党県議(故人)が「民族素質の劣悪化防止対策」強化要求
社民党は22日、旧優生保護法に基づき障害者らが不妊手術を強制されていた問題に絡み、前身の社会党に所属していた宮城県議が、県に不妊手術の強化を求めていたとして、関係者に謝罪する声明を発表した。一部報道を受けて当時の県議会議事録を調べ、発言を確認したという。社民党によると、この県議(故人)は1962年の議会で「民族素質の劣悪化防止の立場からも(対策を)強化してほしい」と発言し、県の担当部長から不妊手術を推進する旨の答弁を引き出していた。