老人孤独死防止に実験 電力使用量が減った場合等に家族に異常を通知 町「家族が直接生活の状況を把握出来る仕組を普及させたい」と協力
高齢者の孤独死防止に新たな実験
(ふくしま県)
東日本大震災以降、県内の災害公営住宅で確認された「孤独死」は、ことし1月末までに、去年の8件とおととしの4件をあわせて12件にのぼり、このうち10件は65歳以上の高齢者でした。こうした、後を絶たない高齢者の「孤独死」を防ごうと浪江町で、1人暮らしの高齢者が使った電気の量をインターネットを通じて遠くで暮らす家族などに送り、生活の状況を見守ることができる製品の実証実験が行われました。