【研究】卵巣がんリスク遺伝子、父親から受け継ぐ可能性が明らかに
◆卵巣がんリスク遺伝子、父親から受け継ぐ可能性明らかに 研究卵巣がんは、父親から娘に遺伝する可能性があるとの研究結果がこのほど初めて発表された。今回の遺伝学的研究によって、この疾患を発症するリスクが母娘よりも姉妹間の方が高い患者がいる理由がついに明らかとなった。「サイレント・キラー」と呼ばれる卵巣がんは、がんが卵巣から転移するまで症状が現れない傾向があり、その時点では治療がより難しくなるため、症例によっては特に危険性が高く、5年生存率は46%となっている。