【厚労省】「精神保健指定医」不正取得 さらに2人 症例リポートの使い回しで89人が資格取り消し
厚生労働省は28日、精神障害者の強制入院を判断する資格「精神保健指定医」の不正取得に指定医2人が関わっていたと発表した。同省は2016年10月、資格申請に必要な症例リポートの使い回しが横行していたとして指定医89人の資格を取り消したが、その後の追加調査で不正が新たに発覚した。発表によると、今回の不正も症例リポート関連で、1人は十分治療に関わっていない患者分を提出し、1人は指導医として確認を怠った。