【新幹線台車亀裂】川崎重工業社長「品質管理体制に問題」と謝罪
2月28日 20時55分
去年12月、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、台車を製造した川崎重工業が28日夜会見を開き、作業を担当した班長が、設計上、削ってはいけない台車枠の鋼材を薄く削っていたことを認めた上で、「品質管理体制に問題があった」と述べ謝罪しました。東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本は28日、台車枠に使われている鋼材が、製造の段階で本来よりも薄く削られていたため強度が不足していたことが原因とみられると発表しました。