【融資金詐欺事件】てるみくらぶ元社長、バッグに1千万円入れ持ち出しか
読売新聞
破産申し立ての前に財産を隠したなどとして、東京地検は28日、破産手続き中の旅行会社「てるみくらぶ」(東京)元社長の山田千賀子被告(67)(詐欺罪などで起訴)を破産法違反で東京地裁に追起訴した。融資金詐欺事件など同社を巡る一連の捜査は終結する。起訴状では、山田被告は自分が破産申し立てを行う前月の昨年3月下旬、同社内に保管していた個人資産の現金約1000万円をバッグに入れて持ち出した上、破産管財人に申告しなかったとしている。