【鉄道】南阿蘇鉄道が本格的な復旧工事へ 10キロ区間、22年度中の再開
2016年4月の熊本地震で被災した熊本県の第三セクター「南阿蘇鉄道」(高森町)は3日、不通となっている立野(南阿蘇村)―中松(同)の約10・5キロ区間の本格的な復旧工事を前に、着工式を開いた。22年度中の全線再開を目指す。鉄道は南阿蘇村と東側の高森町を結ぶ約17・7キロ。16年7月に中松―高森(高森町)の約7・2キロ区間で運行が再開したが、土砂崩れで線路がゆがむなど被害が甚大だった立野―中松は本格的な復旧に着手できていなかった。