【社会】福岡県がニートなどを体験ししている「氷河期世代」を対象の就労支援を開始 予算は355万円
福岡県は新年度、バブル崩壊後の「就職氷河期世代」と呼ばれる40~44歳を対象とした就労支援に着手する。新卒時の就職難をきっかけに、長年にわたって若年無業者(ニート)、引きこもりになっている事例が見られるためで、新年度当初予算案に関連費約355万円を盛り込んだ。県労働政策課は、総務省の労働力調査に基づく推計から、県内には長い間、就職や家事、通学をしていない40~44歳の人が180人程度いるとみている。