認知症の人が事故を起こした際の賠償を民間損保で 登録した人を対象に大府市が保険料全額負担、過去には鉄道会社から高額賠償請求の例も
認知症賠償を民間損保で支援
愛知県大府市は認知症の人が事故を起こすなどした際に本人や家族に求められる賠償について民間の損害保険を活用した支援を新年度から始めることになりました。大府市によりますと、こうした支援は、全国の自治体の中で2例目だということです。大府市では11年前の平成19年に当時91歳だった認知症の男性が駅構内で電車にはねられて死亡し、男性の家族が鉄道会社から対応にかかった費用として高額な賠償を求められました。