【フランス】極右政党 「国民戦線」 党名変更を提案 極右色を薄め人種差別的イメージを刷新する狙い
去年のフランスの大統領選挙で躍進した極右政党、国民戦線のルペン党首は、支持の拡大を目指して党名の変更を提案し、極右色を薄め、人種差別的などといったイメージを刷新する狙いがあると見られます。国民戦線は11日、フランス北部のリールで党大会を開きました。この中で、ルペン党首は、45年以上続く国民戦線という党名について「フランス人にとって参加するにも投票するにも心理的なブレーキになっている」と述べ、より幅広い支持を得るために変更すべきだと訴えました。