【福島地裁】東電、遺族に謝罪意向 飯舘の102歳男性自殺訴訟 1520万円の賠償を命じ判決が確定
当時102歳だった飯舘村の大久保文雄さんの自殺と東京電力福島第一原発事故との因果関係を認めた福島地裁判決を受け、東京電力は大久保さんの遺族に謝罪する方向で調整している。16日、福島民報社の取材に対し、東電の担当者が明らかにした。東電は遺族の代理人を務めている弁護士と日程を調整しているという。地裁は2月20日、「避難を余儀なくされたことが自殺の引き金となった」と東電の責任を認め、計1520万円の賠償を命じた。