【社会】"名前隠し"で急回復したワタミの開き直り 「“鳥居酒屋”への看板の掛け替えが功を奏した」
従業員の過労自殺などから「ブラック企業」のレッテルを貼られ、客離れに苦しんでいたワタミが復調しつつある。その最大の戦略は「名前隠し」。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は、「衰退が著しい総合居酒屋から、流行の“鳥居酒屋”に看板の掛け替えを進めたことが功を奏した」と分析する――。【写真】看板に「和民」の文字が見当たらない「三代目鳥メロ 新宿御苑前店」の外観
■16四半期ぶりの黒字転換
ワタミが低迷から脱しつつある。