【優生保護法で不妊手術強制】70代男性が提訴へ
3月23日 4時42分
障害がないにもかかわらず、優生保護法のもとで本人の同意なしに不妊手術を強制されたとして、東京都の70代の男性が国に損害賠償を求めて訴えを起こす方針を固めました。優生保護法のもとで行われた不妊手術をめぐって、男性が訴えを起こすのは初めてです。訴えを起こすのは東京都に住む70代の男性で、代理人の弁護士によりますと、昭和32年ごろ、10代のときに障害がないにもかかわらず、当時住んでいた宮城県内で、説明のないまま不妊手術を受けさせられたということです。