【経済】日経平均、上げ幅一時300円超 佐川氏証言受け
27日の東京株式市場で日経平均株価の上げ幅は一時300円を超えた。316円高い2万1082円まで上げる場面があった。9時30分から始まった学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざんに関する佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問で、佐川氏は文書改ざんの動機について「捜査中のため答弁を控える」と回答した。市場では「政治家の関与につながる発言が出ず、安倍晋三政権へのさらなる打撃にはならないと判断した海外投資家などが買いを入れている」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声があった。