【フランス】ナチス迫害逃れた女性(85)を殺害 パリで「反ユダヤ」事件 マクロン大統領、反ユダヤ主義と闘っていく決意
【3月28日 AFP】フランスの首都パリで先週、高齢のユダヤ人女性が自宅で刺殺され、遺体に火をつけられる事件が発生し、隣人の男ら2人が殺人などの疑いで身柄を拘束された。当局は、反ユダヤ的な動機に基づく犯罪とみて捜査を進めている。殺害されたミレイユ・クノル(Mireille Knoll)さん(85)は第2次世界大戦(World War II)中、ナチス・ドイツ(Nazi)占領下のパリで行われたユダヤ人の一斉検挙と強制収容所への移送を逃れていた。