【文科省調査】妊娠・出産の高校生、学校の勧めで「自主退学」32件 貧困の連鎖につながる恐 全日制1006件、定時制109件(15,16年度)
全国の公立高校で、妊娠・出産を理由に学校側から退学を勧められ、その結果生徒が学校を退学したケースが2015~16年度に32件あったことが、文部科学省による調査で分かった。生徒が通学や休学を希望したにもかかわらず、学校側が退学を勧めた例もあり、本人の意思に反して退学に追い込まれていた可能性もある。文科省が高校生の妊娠・出産と退学の関連を調べたのは初めて。