【国際】米国、30年前に北朝鮮と関係改善模索 4カ月で6回接触していた事が判明
ソウル五輪前年の1987年、米国のレーガン政権が北朝鮮によるテロを警戒し、関係改善を模索していたことが、30日付で公開された韓国外交文書で明らかになった。ただ、同年秋、大韓航空機がミャンマー沖で北朝鮮の工作員に爆破され、乗客ら115人が死亡した事件を防げなかった。公開された外交文書によると、米国が打ち出した政策は、第三国での米朝の外交官接触禁止を緩和し、北朝鮮が南北間の対話再開などに応じれば、人道名目で貿易を認めることが柱だった。