【沖縄】一緒に卒業、中学もよろしく! 人工呼吸器管理や痰の吸引が必要な湯地君 学校生活は「みんなと一緒」がキーワード
全身の力が衰えていく病気のため、人工呼吸器が必要な湯地駿羽(ゆじはやと)君(12)が22日、那覇市立高良小を卒業した。人工呼吸器を装着する児童が地域の小学校を卒業するのは沖縄県内で初めて。湯地君は4月から同市立小禄中学校に通う。幼稚園から7年間、共に成長してきた友達と笑顔を見せた。人工呼吸器の管理や痰(たん)の吸引などの「医療的ケア」が必要な児童は特別支援学校に通うことが多いが、「地域で育てたい」という両親の希望で高良幼稚園、高良小学校に入学。