【ワシントン】日米友好の桜満開 「苗木が1912年に東京市から贈られたことは知らず」「他の国の文化を知るきっかけに」
米首都ワシントン・ポトマック川に隣接する池「タイダル・ベイスン」を囲む形で植えられた桜が満開となった8日、日本から移設された石灯籠の「火入れ式」が行われた。3月に着任した杉山晋輔駐米大使も出席し、「石灯籠は日米両国の平和と友好の象徴だ」とあいさつした。肌寒さが残り、ダウンジャケットを羽織っている人が目立ったものの、スマホで家族の写真を撮りながら思い思いに春の訪れを楽しんでいた。