【医療】ギラン・バレー症候群治療で成果 従来の治療に加えてある薬を投与すると重症患者の74%が走れるまでに回復しました
ギラン・バレー症候群治療で成果
急に手足の筋力が低下して後遺症が出るおそれがある病気「ギラン・バレー症候群」の治療で、従来の方法に加えて免疫の働きを抑えるとされている薬を投与すると重症患者の70%余りが回復したという研究結果を、千葉大学などがまとめました。ギラン・バレー症候群は、風邪や下痢など感染症の症状が出たあと急に手足の筋力が低下する病気で、細菌やウイルスに感染したことをきっかけに体内で作られた抗体が、誤って自分の神経を攻撃することが原因とみられています。