【陸自日報】緊迫、過酷の一方で「ほのぼの」記述が高評価
防衛省が公開した2004年から06年までイラクに派遣された陸上自衛隊の日報について、メディアは「戦闘」「銃撃」などの文言を際立たせて報じるが、実は1万5000ページのなかには食生活や個性的な人物像など、ほのぼのとした記述も多い。ネット上では「面白い」「文学だ」と話題になっている。日報について陸自出身で拓殖大学特任教授の濱口和久氏は「朝から消灯までの行動や出来事を大きいものから小さいものまで記録に留め、今後の活動の参考にする性格を持っている」と解説する。