【東京都】ふるさと納税で減収に焦る東京、18年度の23特別区の減収額は312億円 返礼品競争に参戦も 葛飾区では「限定版モンチッチ」
ふるさと納税による東京都内自治体の減収が深刻になってきた。23特別区の2018年度(課税年度)の減収額は計約312億円に達する見込みで、17年度より減収が約80億円膨らみそうだ。区長らも「行政サービスに影響が出る」と焦りの色を見せ始めた。東京23区でつくる特別区長会のまとめによると、18年度に本来区民から納められるはずだった税収が、ふるさと納税によって減る額(見込み)は、世田谷区が約40億円、港区が約30億円に上る見通しだ。